支える
「オートレース用バイクの製造」。これが私たちのお仕事です。レース場は現在全国に5場。熱いレースが連日繰り広げられています。そのオートレースを陰で支える大野フレームの仕事内容 をご紹介いたします。
作る
製造部のお仕事
オートレース用のバイク、通称「競走車」。製造部は競走車を作る職人の集まりです。
どんなものを作っているのか見ていきましょう。
フレーム
社名の一部にもなっているフレーム。
バイクの柱となるフレームは全て手作りしています。フレーム作りは一本の鉄パイプからスタートします。研磨、溶接、メッキなど数多くの工程を経て、仕上げは熟練の職人が担当します。
一本できあがるまでにかかる時間は約1ヶ月。結構時間がかかりますね。市販のバイクのフレームと異なる形をしているので実物を見ると驚く人が多いパーツです。
部品の製作
細かな部品も手作りしているものが多くあります。約400名いるオートレーサーの方々に部品を安定してお届けするために、部品をとにかくたくさん作ります。
入社後は比較的作りやすい部品から担当してもらうことになります。未経験の方は金属の切断、曲げ、そして溶接と徐々に金属に慣れながら技術を習得していきます。技術の取得には時間がかかりますが、同じ志を持って頂ける方には誠心誠意サポートします。
修理・組立
競走車の修理と組立も重要なお仕事です。レース場から修理依頼のバイクを持ち帰り、修理を行います。
近隣の川口レース場に出向く機会も多く、レーサーから直接部品の注文を受けることもあります。
外注先とのやりとり
競走車は、数多くの外注先の専門的な技術があって成り立っています。自社で製造した部品の研磨、メッキ加工など、ほぼ毎日、加工依頼や受け取りに車を走らせています。
競走車や大きな荷物を運ぶために、車は車内を専用にカスタムしたハイエースを使用。大きな車を運転するのが好きな人はこのハイエースが楽しいみたいですね。